俺とは。好きとは。
猫が好き。
よく最近テレビ番組やネットで頻繁に聞くワードだ。
別に猫という生物が新しく発見されたわけでもない。何百年も前、いや何千年も前から猫は存在している。
それがなぜここ最近になって猫が好きだという人間が増えたのか。
多分、テレビ番組が視聴者側からのクレームなどを恐れすぎたことにより挑戦的な内容や過激な番組を放送出来なくなったことで、クイズ番組や動物の映像を流すだけの安全、というかクレームが発生しにくい番組が増えた。その中でも動物番組はネットで動物の映像を拾ってくるだけなのでお金があまりかからずに制作できる。
そういった事から動物、主に猫(面白い動きをしやすいので)を目にする機会が増えて本来の可愛さにようやく気づく人が出てきたのだろう。
急に変な話をしてしまった。申し訳ない。
今の話が正解かどうかはどうでもいい。
大事なのは自分がどういう理由で物事を好きになるかを考えることが大事ということだ。
自分とはどうゆう人間なのかという考えるために俺がやるようにしている事だ。
この人はこういう理由があってこれが好きになったのか。
この人はあんな過去があったからこれに執着しているのか。
先の猫の話のように他人で訓練していく事でそれを自分に置き換えて考えるようになれば自分が好きなものを理解していくことができるはすだ。
例えば俺はヤミちゃんが好きだ。
ご存知の通りヤミちゃんとは漫画「To LOVEる」に登場するキャラクターの一人で正式名称を「金色の闇」。主人公の結城リトを殺すためにやってきた殺し屋だったのだが、彼の人間性を理解していくうちに次第に彼に惹かれていってしまうというキャラクターだ。
幼なげなデザインの中に隠しきれない妖艶さがあり、クールな性格はさらにそれを高めている。金色の長い髪はまるで黄金のように輝きを放っており、直視することは叶わない。
まあこんなキャラクターなわけだか、大事なのはなぜ俺がヤミちゃんを好きになったのかである。
まず俺はクールな性格の娘が好きだ。
これはおそらく俺の家族、主に姉がそういった性格と真逆な性格だったからだろう。
次にツンデレが好きだ。
これは、俺があまり女性と会話するのが上手くないので基本的に女性がツンツン状態になりやすい為だろう。その状態を解除してくれる様を見れることに一種の快感を得ているなら違いない。
次に幼い見た目の子が好きだ。
これは俺がもう20代だというのに社会的、精神的な経験に乏しく精神年齢が低いことに関係しているだろう。
他にもここには書ききれないほどの理由があるが、それらが合致したものがヤミちゃんだったわけだ。
まだまだ拙い文章で申し訳ないが、自分を理解していく為にしていることをここで書いていきたい。
そうすることで新たな発見があると信じている。
俺とは
俺とはなんなのか。
自分を文字のみで表現することは最も難しいことの一つだと俺は思う。
それは順風満帆に生きてきた人でも、漫画の中の世界のような波瀾万丈の人生を歩んできた人でも、俺のような無味無臭な人生を歩んでいる人でも変わらない。
自分の思っていることや、やってきた事を文章化するっていうのは訓練が必要だしそれを人に読んでもらえるレベルまで仕上げるのは才能もいる。
小説とか論文がこんなに技術が進歩しても評価され続けている理由の一つでもあると思う。
実際今の俺は全く出来ていない。句読点とかめちゃくちゃ適当に打ち込んでいる。
なのにそれを今からやってみようと思う。
人に読ませられるレベルには達していないし読んでもらえるとは思っていない。
しかしブログという形でネットの監視下に置く事で緊張感をもって文章を書くことができ、よい文章化の訓練になるかもしれない。
そして自分の思っている事、してきた事、全てを文章化できればこのブログが俺という人間を表現するものになっているはずだ。
拙い文章で申し訳ないが、これから頑張りますのでよろしくお願いします。
ちなみにブログのアイコンは「あの子がこっちを見ている」というサイトで俺が作った娘です。
ヨリコちゃんといいます。14歳です。
仮病で休んだ日に気になっている男の子がプリントを届けにきた一幕が描かれています
